私にとってテレビは非常に重要な存在です

テレビが趣味で育った世代からネットで育った世代へ、違った特徴を持つお互いのバトンタッチが行われます。

私にとってテレビは非常に重要な存在です

テレビを見て育った世代からネットで育つ世代へ

ネットが発達してきたのはここ20年ぐらいですが、その前は、情報をテレビから入手するのが一番ポピュラーな方法でした。テレビで流れるニュースを見て日本や世界のことを知り、音楽番組で流れる歌を聴いて流行っている曲を知りました。またドラマに出演している人の洋服を見て世の中の流行を知り、また、流行のきっかけにテレビが一役買っていました。そんなテレビが趣味だという世代で育った人達にはある特徴がありました。

それは、情報を受け身で受取り、自分以外の人間が同じものを受け取っているという安心感を感じるという感受性、そして、流れる情報が増えた分、その情報から有効なものを選び取る技術がある者とそうでないものの二極化が生じたことです。その結果、多くの左右横並びに走る人間、情報をうまく活用して突出していく数少ない人間が絶妙のバランスで育って行ったのです。その結果、安定成長には向いている日本が生れてきました。

そうこうしているうちに、さらにその下の年代が育ってきました。その年代は、放送の一種であるテレビを捨て、ネットの映像配信やソーシャルネットワークを情報源とするように変わってきました。その世代の特徴はテレビの持つ放送という画一性に飽きていながら、自らがリスクをとって情報を獲りに乗り出すのではなく、近しいネットの知り合いと共有する情報が大事という価値観を身に着けていったのでした。今まさに、時代はこの世代にバトンタッチされようとしています。どういう日本になるのか注目していきたいです。